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10章:嘘の壁 (5/13)



だけど・・・・・



二日たてど、連絡がこなかった。







私は折れた。



携帯に電話をかけた。



ウィルコムにかけても、ドコモにかけてもでない。





私は授業中も、ご飯のときも、

四六時中電話した。





でも、応答はなかった。


そして電源をきられた。




最初は、『むかつく』っていう怒りの感情しかなかった。





でも・・・・



何日かの間、一人になって気づいた。







恋は

「失ってから気づくもの。失ってから気づいても、もう遅い。」

っていうけど、



本当なんだ。



って思い知らされた。







いつでも、あなたが隣にいると思ってた。





偶然、あなたと出会い、恋に落ち、一緒にいたことを普通のことだと思ってた。





そんな奇跡的なことに、いまさら気づいた。



強がりや、意地で見えなくなってた。







私はひとりになって、

見つめなおす時間があって、

やっと気づいた。





馬鹿だよね。







(こんな終わり方やだ・・・・)







私は、

プライドも見栄も全て捨てた。





最初は

「なんなの?きれる意味わかんない」



「電話に出ろ」



と罵声をかけていたメールも・・・・







「寂しいよ。どうしちゃったの?あいのこときらいになったの?」



「こんな終わり方嫌だ。話したい」



と変化していった。
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君依存 ©著者:雅

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