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6章:もうひとつの復讐 (2/6)


私は18歳の誕生日を迎えた。

道明や勝太からは、高価なアクセサリーや時計を贈られた。

その他に、私は道明に頼んでおいたことがある。

興信所を使って、お父さんの居場所をつきとめて貰ったのだった。

お父さんと愛人の女は、そんなに遠くない街に住んでいた。

お父さんは駅前通りにあるパチンコ店に勤め、その近くのアパートに女と住んでいた。

私は電車に乗り、その街の、そのパチンコ店に入った。

店内をウロウロしていると…

カウンターに向かおうとしているお父さんを見付けた。

出て行った時よりも少しやつれていたが、やはりその年頃の男の中では見栄えがいい方だろう。

堂々とヒールを鳴らして近付くと、唖然として私を見ていた。

『レナ…?』

目を見開いている。

『どうして…ここに…』

私は真剣な顔で言った。

『お母さんのことで…大変なの…』

お父さんは一瞬固まったが、すぐに言う。

『まっ…待ってくれ。今すぐあがれるように、店長に話して来る』

店の外で待つように言われ、私は外に出た。

夕方だが、辺りはすっかり暗くなっていた。

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しかえし ©著者:紅葉

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