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1章:大好きなママ (5/5)


お母さんは、求職中は、朝からお酒を呑んでソファーで居眠りしたりしていた。

お父さんは、このマンションも通帳も、全て放って行ってしまったから、当面の生活には困らない。

だけど、いつか貯金も底を尽きるだろう。

自分たちの生活はどうなるのか。
私を学校に通わせられなくなるんじゃないか。

そんな風に私のことを心配する素振りなんて全くないのか、お母さんは毎日酔ってゴロゴロしているだけだった。

なんなの…。

ここにいるのは誰なの?

これが、私の自慢だったお母さん?

私は…。

『お母さん、私バイト行って来るからね。いつも通り帰りは遅くなるけど、心配しないでね』

なるべく優しく声を掛けた。

『べつに〜心配なんかしないから好きにしたら〜。あんたが稼いでくれたらあたしも楽が出来るしね〜…』

テーブルに突っ伏して、半分眠った状態の声が返って来た。
私の復讐が、既に計画通りに進んでいることも知らずに。

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しかえし ©著者:紅葉

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