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9章:ASTARA〜アスタラ
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※※※※※※
明けて月曜日。
聖が元気に出社し、彩香は胸がときめいた。それなのにMiriからは、未だ何の報告も無い。
やっと昼休みになり、資材置き場でMiriを立ち上げる。
ポポン!
『アヤカ、ご用件はなんでしょう』
「聖が今日から無事に復帰して嬉しいけど、何の進展も無いじゃない。どうなってるの?」
それでなくても全てから踏みにじられた、行き所の無い痛みが彩香を蝕んでいるのに。
(どうして理解してくれないの……)
「調べてと――お願いしていたことは?」
『はい、全てを詳細に整理するにはまだ情報が少ないのですが、ようやく事実がつかめそうです』
「……本当に? 何が解ったの?」
『その前にアヤカ、他にご要望はありますか?』
自然と眉根が寄ったーーMiriとの間に生じた針の先程のほころびは、先に行けば行く程広がってしまう。
けれど頼りはMiriしか無いのだ……ただ、的確に指示を出す自信が無い。
(……そうだ。ざっくりと、大きな願いをぶつけてみよう。そこから細かく修正していけば良い)
彩香は焦っていたのだ。
「何でもお望み通りなんだよね? ――例えば、聖と結婚させてと言ったら?」
マイクを囲む紫の光が、いつもより長く回転している。
ポポン!
『アヤカ、そのお望みは叶えられません』
Miriが拒否をしたのは初めてだ。
「え、どうして? いつも何とかしてくれたじゃない」
『タカラさんは既に結婚しました。検索致しましたが、日本の法律では、現在結婚している人とは重ねて結婚が出来ないようですね?』
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