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8章:Wish Upon a Star 〜 星に願いを (14/14)

◇◇◇

俺は何度も車のミラーでネクタイを確認した。

ーー曲ってねぇよな?


高速を降り、沙奈の家へと何度も通った国道を走る。

家へ続くあの坂にかかり、俺は胸打つものがふきこぼれた。

この坂は、また俺が登る日を知っていたのだろうか。



エンジンをふかし、アクセルを踏み込んだ。

どきどきと胸は鳴るが、心は晴れやかだ。

俺は俺にとっての未来を信じて沙奈と生きる。



バイクを倒した駐車場に、俺のAlphardを停めた。


車のエンジン音に気が付いたのだろう。玄関ドアが勢いよく開いて――





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