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7章:Fairness 〜 公平さ
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◇◇◇
同時刻、聖は現場の詰所で弁当を食べていた。
昼休みに行われる各業者の職長会議が終わり、親方が戻って来る。
「聖、オペさんに無線合図頼むな」
「はい」
図面を田之倉組5人で確認した。
聖が、タワークレーンのオペレーターに鉄骨や梁の吊り荷合図をする。
「ちょっと午後から風が出てくるみたいだから、安全確認はいつもより慎重にな」
「わかりました」
架設エレベーターに乗って、33階の最上階に向かった。確かに午前中より風が出ていた。
安全帯を掛ける親綱や部材の置き位置を確認し、午後の作業が始まる。
聖の無線合図で20M級の梁を、クレーンで吊り上げて設置する作業が開始。
「チョイチョイ スラー」(吊り荷をゆっくり降ろす)聖が手首を廻し、言葉と合図で慎重に場所を決めようとした時ーー
クレーンが唐突に急旋回をして、吊り荷がビル風に捕まった。
振り子の様に梁が回り、一瞬の内に制御不能になる。
「危ねえぞっ!!」
聖は周りの職人達に叫ぶが、もう鉄の塊が目の前に迫っていた。
すぐ側の鉄骨にしがみつき、何とか避けたが、梁の端が微かに聖の頬をかすった。
例えようも無い鈍痛が襲い、火薬が顔面で炸裂したーー衝撃を受けてのけ反る……(う、やべぇーー)
「大丈夫かッ! おいッ!!――」
親方が、鉄骨を伝って飛んで来る姿が……朦朧と霞んだ……
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