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4章:Mystique 〜 ミスティーク
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「こるらぁ!! 聖はどこ行っとんじゃぁ!!」
会社一階の事務所に――社長の怒号が鳴り響く。
彩香が聖の任された現場の元請番頭から電話を受けて、社長に取り次いだのだ。
「社長に代わってくれ!」
切迫した元請の声に、彩香は蒼ざめた。
この道50年。酸いも甘いも全て腹に納めた温厚な社長の、ここまでの恫喝を初めて聞いた。
「親爺様! どないしたんや?」
事務所上の実家に泊まりに来ていた美蔓が大声を聞きつけて、慌てて降りて来る。
「職人連れて、わしが言うた現場に行っとらへんねん!」
「ええー! 聖に限ってそんなことあらへんやろ? 聖に電話するわ!」
朝、彩香が早出で8時に出社した時には、既に聖は10人編成で社を出ていた。
社長が何年もかけて、発注を貰った新築の高層マンション。その大掛かりな架設工事の日。
追って社長も現場に出掛けようとしていた所だった。
「もしもし!――あ! 聖か? 今、どこにおんの?」
緊迫した美蔓の声が、更に事態の悪さを現している。
「え? は? 栃木の宇都宮? あんた、現場は千葉やで! 船橋や! どないしたんや。何がどうなってんのや?」
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