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4章:Mystique 〜 ミスティーク (6/7)

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ポポン!

『アヤカ、タカラさんは会社を辞めなくて良くなったでしょう?』

退社して駅に向かいながらMiriを立ち上げた。

「そうだけど、あんなやり方!」

『あなたが望んだことですよ』


返す言葉が無かった。不思議な気持ちが湧いてくる――でも、社長も許してくれたじゃないか。そして聖と離れずに済むんだ! 聖と会える! 沙奈の住む横浜には帰れなくなったんだ。


見透かす様にまた紫の光が点滅する。

『前に進み続けましょう。そして“できない”とか“駄目にちがいない”という言葉を忘れることです。奇跡的な解決策が必ず出てくると信じましょう』

「……でも、あんな酷いことはやめて。聖が辛そうだったから」

『わかりましたアヤカ。[あんなやり方]はやめます。他の方法を考えましょう』


彩香の胸にまた少し暗い翳りが湧いた。

「Miriお願い――聖と沙奈さんとのこと。何か調べて」

『わかりました。何でもお望みどおりに致します』
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