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2章:音声認識機能【Miri】 (2/5)

彩香が就活の為に新しく購入したスマートフォンには、音声認識機能【Miri】が搭載されていた。

ボタンを長押しすると、画面が変わり、軽快な起動音と共に紫色のマイクが光る。


ポポン!

『ご用件は何でしょう?』

「聖にメールして」

『アヤカわかりました。タカラさんにメールします。件名はどうしますか?』

抑揚は無いが、ハッキリとした女性の声で【Miri】は応えた。

「お疲れ様びっくりマーク」

彩香が指示を喋る。

[お疲れ様!]件名が表示される。

『メールの文面はどうしますか?』

「明日はお弁当を作って行くよ。聖のロッカーに入れて置くから、夕飯にしてね」

『メールを送信して良いですか?』

「はい!」

シュウーンと音を立てながらメールが飛び立つ。

『メールを送信しました』

「Miri、ありがとうね」

『自分の仕事をしているだけですよ』


処理速度も早く、彩香はこの機能がとても気に入っていた。
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ご用件は何でしょう? ©著者:七斗

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