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9章:長男一歳ごろ (1/1)

9章:長男一歳ごろ

今でこそだいぶ落ち着き、お兄ちゃんらしくなってきた長男。 一歳ごろはひどかった。 10ヶ月すぎにつたい歩きを初めて、一歳前に小走り出来るようになった。 ロケットのごとく走り回る。 買い物なんぞに連れて行こうものなら、車を止めてエンジンを切った瞬間下りていなくなる。駐車場についたら、服の端を掴んでおかなければならない。 人見知りもなかったため、「可愛いね〜」などと見知らぬオバサンに話しかけられようもんなら、ご機嫌でついていく。 鍵の解除方法をすぐ覚えてしまい、よく家からも脱走していた…私がトイレに行き、戻るといない…わずか一分弱!! 探すと寝室のカーテンがヒラヒラ… 窓の外には豆粒のように遠い場所に息子。 団地で平屋がほとんどな田舎なため事なきを得た。 モチロン次の日には、至るところにロックをつけたのは言うまでもない…。

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ママはあなた達にフォーリンラブ艇 ©著者:ママン

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