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8章:また、新しい所へ…出逢い (1/1)

8章:また、新しい所へ…出逢い

汽車や電車などを乗り継いで向かった。父さんと私と弟。 見たことのないママさん。 駅で一人の女性が立ってこちらを見ていた。キョロキョロする私に、父さんが指差してあの人だと教えてくれた。 今でもはっきり覚えている。 今でも思い出すと目頭が熱くなる。 おずおずと近くに歩み寄る私は、「はじめまして、よろしくお願いします」と言った。 次の瞬間にはもう、母さんの腕に抱きしめられていた。 苦しいくらいギュッと。 温かく柔らかい…。 なぜだか泣きたくなった。 そんなことに慣れていない私は、きっとカチカチだっただろう。 後はおぼろげな記憶だ。 タクシーで家に向かったこと、何人か紹介されたが頭に入らず、誰が家族か親戚か友達かわからなかった。 母さんは皆から「叔母(おば)」と呼ばれ、親しまれていた。皆の母さんって感じ。 この出逢いが私を変える。

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記憶のデータ・その後 ©著者:ママン

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