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22章:別れる最後の日 (1/1)

22章:別れる最後の日

新しいお父さんは私たちを連れて遊びに出かけた。 いつもと違う空気。 私は何かが変だと思った。 家の近くまで来ると、新しいお父さんは「ここから歩いて家に行きなさい」と言った。私とすぐ下の弟だけ…。一番下の弟は車に乗ったままだった。 二人で歩いて帰る…。知らない車が止まっていた。 家に入ると、父さんと叔父さん(父さんの兄)夫婦がいた。 私の知らない所で、3人のうち上の二人は父さんに引き取られることに決まっていたのだ。 悲しくもなく腹も立たず、何も感じなかった。 (あぁ、やっぱり、私は邪魔だったんだ)と 確信しただけだった。 弟は泣いていた。その姿に泣きそうにはなったけど、産んだ人が何か言ったことは耳に入らなかった。
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記憶のデータ ©著者:ママン

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