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9章:堕落 (16/16)

「あたしが?ツカサに?」


『そうだよ。ツカサ君しか見えてない、全ての中心はツカサ君って感じだね』


「そうだね・・・」


『ツカサ君もそれがわかってるんだろうね。だから麻矢はツカサ君のペースで動かされてる』


「そんな考えて行動してるのかな」


『馬鹿。ツカサ君はホストだよ?客に時間かけたりするでしょ?あんたを放置しても離れて行かないのわかってるから、余裕で他に時間を使う』


「あたしと一緒にいたくないって事かな」


『それはわかんないけど、今日だって別れるって言ったのは、そうすればあんたが泣いて縋るってわかってたから。知らないうちに主従関係ができてるってわけ』


「あたしの行動をわかっててやってるのか」


『あんたが余裕かましとかないからだよ。このままじゃ言いなりになるだけだね』




だとしても、ツカサは一体何がしたいのだろうか。
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The Lie ©著者:たつひ

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