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4章:依存 (2/12)

ツカサはあれから、三日に一度は私を呼び出そうと連絡をしてきていた。


でもなかなか、会う気になれなくて断り続けていた。


怖かっただけ。
会う度気持ちが入るのを防ぐため。



『もっと麻矢ちゃんと話がしたい。俺のこと。麻矢ちゃんのことも、知りたい』


「突然なに?」


『興味があるから、麻矢ちゃんに』


「なんで?」


『理由が必要?』


「知り合ったばかりなのに」


『時間は関係あるの?』



ないよ。

ツカサの口から出る言葉は

ホストなら皆
簡単に使う台詞なんだろう。



なのにそれすらわからなくなるのは、何故だろう。
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The Lie ©著者:たつひ

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