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10章:第十章 (2/10)

軽い食事を終え、僕達はいつものように『JURIAN』に出勤した。



「やあ、昨日はご苦労様。二日酔いじゃないか?」



雅樹さんが優しく声を掛けてくれた。



「ぐっすり寝たから大丈夫です。な、ルイ?」



「はい、僕も大丈夫です。サッパリしたし」



「???」



「おい、ルイっ!さ、仕事だ、仕事」



不思議そうにしている雅樹さんに愛想笑いをして、僕はルイを引っ張るようにしてその場を離れた。



「いいかい、ルイ。同じベッドで寝てるとか、一緒にお風呂に入ってるとかは2人だけの秘密だよ?ルームメイトってだけでも好奇の目で見られてるんだからね」



「うん、分かった〜」



僕の言葉にルイは素直に頷いた。



そうこうしているうちに開店時間である。



「い〜らっしゃいませ〜っ!」



今夜も混みそうな予感。



気を引き締めた時、ポケットに入れていた携帯が振動した。



見ると、着信は真央さんからだった。
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ルイ ©著者:僚

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