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8章:第八章
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中に入ると、初老のマスターが出迎えてくれた。
他に従業員はいない。
ボックス席は無く、カウンターが10席ほどの小さな店だ。
壁にも金魚が描かれ、どこか和の雰囲気を思わせる。
お絞りを受け取りメニューを開く。
「ルイは何を飲む?」
「僕、初めてだから分からないの。でも、せっかくだから三角のグラスで乾杯したいな〜」
ズキッ......!
頭が.....頭が痛い.....。
杏子さんと初めて『TORIPPU』に行った時、僕も同じ事を言ったっけ.... 。
「夢也、どうかしたの?」
「ああ、何でもない。そうだな、ルイはギムレットを飲んでみるといい」
「うん♪分かった♪」
「マスター、ギムレットを2つ。ジンとライムを1対1でお願いします」
「かしこまりました」
マスターが優雅で切れのあるシェイクをすると、ルイは目を輝かせてそれを見ていた。
あの時の僕がルイなんだ.....。
杏子さん、僕は.....。
僕はこの子が..........。
貴女が僕にチョーカーを付けさせた気持ち、今やっと分かった気がします..........。
2つのギムレットが出され、僕達は乾杯をして口に運んだ。
「わぁ!これ、美味しい!」
「だろ?」
それから、朝方まで取り留めのない話をし、すっかり酔ってしまったルイに肩を貸して僕は家に帰った。
ベルトと、シャツブラウスのボタンを緩めてベッドに寝かせてやる。
杏子さんはまるで白雪姫みたいだったけど、ルイはオーロラ姫みたいだ。
その薔薇色の唇にkissをしたら目覚めるのだろうか.....。
馬鹿な.....。
僕も些か酔ったみたいだ。
Tシャツと短パンに着替え、ルイの隣に横になる。
ルイは微かにライムの香りがした。
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