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8章:第八章
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夏真っ盛り。
しかし『JURIAN』にはお盆休みはない。
いつも通り平常営業である。
その晩は、僕のお客様が3組重なり、時間を決めて移動しながら仕事をしていた。
深夜2時を回った頃だった。
5人の若い男が来店し、僕の斜め前の中央の席を陣取った。
かなり酔っている様子。
中に入れる前に断れば良かったのだが、新人が分からないまま席に通してしまったのだ。
悪しくも、雅樹さんが休暇を取っていたので、主任のコウジさんが付く事にしたようだ。
「いらっしゃいませ。焼酎はJINROになりますが宜しいですか?」
「ああ。割物は烏龍茶」
真ん中に座った金髪を派手に盛った男がぶっきらぼうに言った。
ルイが買い物に出ていた為、コウジさんがお通しや飲み物をセットすると、またその金髪男が口を開いた。
「誰も付かねーでいいから」
「はっ?」
「聞こえねーのかよ。誰も付かねーでいいってったの。俺達はホスト。今日から盆休みでね。ここに、その辺の女より遙に綺麗なボーイがいるって聞いて拝みに来たのさ」
男共はニヤニヤと嫌らしい笑いを浮かべている。
僕はすぐさまルイに電話をかけた。
店に戻るなと言うつもりだった。
しかし、それは無駄に終わった。
着信音が鳴る前にドアが開き、ルイが帰って来てしまったのだ。
僕は電話を切るしかなかった。
「遅くなりました〜」
男共の視線は一斉にルイに注がれた。
「ウッヒョーッ!噂以上じゃん」
「マジかよっ!」
「すげー美形!」
男共は興奮仕切っている。
「おい、コイツを付けてくれよ」
「申し訳御座いません。この子はボーイですので.......」
「ああ、そう」
コウジさんが断ると、以外にもあっさりと金髪男は引き下がった。
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