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7章:第七章 (3/5)

昔のアメリカを思わせるような、そのステーキハウスで、僕達は300グラムのフィレステーキセットを頼んだ。



僕はリブロースにしようかと思ったが、アルコールでお腹が少し出て来たので、ルイに合わせてフィレ肉にしたのだ。



「嬉しいな♪牛肉大好き♪」



いつもは、せいぜい豚肉か鶏肉だ。



宮沢の家では和食中心と言っていたが........。



たまにはこんなのもいいな。



色々考えていると、ルイがいきなり問いかけて来た。



「ねぇ、夢也はどうして彼女作らないの?」



胸にチクリと痛みが走った。



「昔、ちょっとあってね。女性はもういい」



「じゃあ、男は?」



「ルイっっ!!」



僕は肉が喉に詰まりそうになった。



ルイはケラケラと屈託もなく笑っている。



男と付き合う気はないが、僕はルイが可愛かった。



でも、それはきっと弟のような感情なのだろう。



兄弟のいない僕は安易にそう考えていた。
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ルイ ©著者:僚

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