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4章:第四章
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翌朝、とはいえお昼に近い時間だったが、トーストをかじりながら僕はルイに聞いた。
「君がいた養護施設は何処にあるの?」
ルイはまだ眠そうな声で答えた。
「んっとねぇ.....横浜」
横浜か.....。
杏子さんが大好きだった街だ。
「施設の名前と電話番号は覚えてる?」
「僕がいたのは『愛聖園』っていうとこなの。愛に聖に園ね。電話番号は忘れちゃった。でも、何でそんな事を聞くの?」
ルイは不思議そうに僕を見た。
「ルイをちゃんと預かりましたって報告をするんだよ」
「園長先生は僕の事を覚えてるかなぁ?」
「覚えてるに決まってるさ。さてと、これを食べ終わったらちょっと出掛けて来る。夕方には戻るから」
「何処に行くの?」
不安げなルイに、僕はテレビのリモコンを渡して言った。
「仕事の打ち合わせだよ。僕が帰るまで好きなだけ観てていいからね。それと.....これ」
「なぁに??」
「iPodっていうんだよ。いっぱい歌が入ってるから聴いてみるといい。それでも退屈したらお昼寝しなさい。寝不足なんだから」
「うん、分かった。歌がたくさん聴けるなんて夢みたい♪」
「僕が帰るまで、おとなしくしているんだよ」
「はーい♪」
多少の不安はあったが、僕はルイにiPodの使い方を教えて家を出た。
携帯で『愛聖園』の番号を調べるとすぐに分かった。
道路の端に寄り、早速『愛聖園』に電話をかける。
次の犠牲者を出さない為には、ルイの事を伝えるしかなかった。
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