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3章:第三章
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「宮沢のお父さんはね、男の子が好きなんだ。僕がベッドに入る時間になると、毎晩のように部屋に来るの」
「おい、まさか.....」
「仕方なかったの。嫌がれば出て行かなくちゃいけないから。初めは驚いたし、泣いたりもしたけど、段々と慣れていったよ」
僕は言葉を失った。
宮沢製菓の社長.....そんな地位有る人物が.....。
全身に鳥肌が立った。
ルイを気味悪く思ったんじゃない。
宮沢に対する嫌悪感が募り堪らなくなったのだ。
「高校は通信教育の学校に入らされたの。僕を外に出したくなかったみたい。年に一度だけスクーリングがあって、その時だけは行かせてもらえたの」
「じゃあ、ルイはずっと家の中に閉じ込められてたのか?」
「うん。でもね.....僕が高校を卒業した時に言われたの。同じ養護施設で新しい子を見つけたから出て行くようにって。僕が大人の体になったからもう抱けないって。それで今朝ついに追い出されたわけ」
「無一文で行く所も無いのにか?」
「うん。だから困ってあんな事したの。養子縁組みも解消された。もう宮沢ルイじゃない。ルイ・エドワーズに戻ったの」
「.....そうだったのか.....」
「ねぇ、夢也のフルネームは?」
「僕は、相葉直之というんだ。夢也というのは職場での名前さ。でも、夢也と呼んでくれていいから」
世間から断絶した生活をさせておいて、いきなり放り出すとはあまりにも酷い。
「結局、宮沢のお父さんが僕を愛してるって言ってたのは嘘だったんだよ」
吐き捨てるように言うと、ルイは残ったコーヒーを一気に飲み干した。
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