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1章:第一章
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それから1ヶ月後、僕は最寄り駅のホームにいた。
「本当に行ってしまうのか?」
父親の言葉がやけに悲しく心に残った。
あの見合い以来、僕と父親の関係はぎくしゃくとし、親戚中から白い目で見られる羽目となった。
皆、旧家の資産家と親戚になれると思っていたからだ。
もう、こんなしがらみはウンザリだ。
何のあてがあるわけでもないが、僕はもう一度上京しようと心に決めた。
都会の隅で、誰にも干渉されずひっそりと暮らしたかった。
以前のように役者になろうなどという思いは更々無い。
現実が厳しい事は身を持って分かっている。
電車に乗ると、僕は見慣れた田園風景に別れを告げた。
二度とこの土地で暮らす事はないだろう。
ごめんよ、父さん.....。
心の中で呟くと、僕は車窓からそっと目を逸らした。
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