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1章:松本シドの場合 (3/10)

旧式のランクルが両親の車だ。両親は拘置所出口の待合室で俺を待っていた。


「シドっ!」

俺が車の近くに行くと母親が待合室を出て、駆け寄って来た。

「おぅ、迷惑かけたの」俺は無愛想に応えた。


親父がツカツカと歩み寄って来た。俺はメチャ緊張したね。


ガツンっ!痛い。殴られた。

「われ何しとんじゃいっ!オナゴに暴力ふるぅて、恥ずかしぃないんかぃっ!」

俺は俯いて頬をさすった。


俺がパクられてから親は面会に来なかった。今日が事件後初の顔合わせだったんだ。


予想通り親はぶちギレ状態だった。

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裏切りが日常 ©著者:レントン

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