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3章:ホスト
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3章:ホスト
いつもと同じ営業終了後
更衣室で着替えていると他の女の子達の会話が聞こえてきた
「今日何処にするぅ?」
化粧直しとゆうより営業中よりバッチリメイクをしながら
「ここいいっぽい」
と話ながら雑誌を指指してる
美味しいご飯屋さんの話かなと近寄ってみるとその子達が見てる雑誌にはスーツを着て髪をセットしてる男の人達がいっぱい載っていた
「何!?この雑誌!!」
思わず声が出てしまった
「リナさんホスクラ行ったことないんですか?これホスト雑誌ですよ」
と言われて
ホスト雑誌!!ホストクラブの存在は知ってたけど私は行ったこともなければお金持ちのマダムしか行けない場所のイメージがあった
「イケメンいっぱい居るし初回だと居酒屋行くより安く飲めるし楽しいですよ!リナさんはどんな感じの人がタイプですかぁ-?」
と雑誌を渡された。
初めてみる雑誌に興味と好奇心をもち1ページ1ページ丁寧にめくってみた
化粧してる男の子いるとかこの人はないわぁ-と話ながら盛り上がっていたら
何ページめなんだろう
このページから進めなくなった
このページはお店の宣伝とナンバーに入ってる男の人が何人か載っていた
代表.ナンバー1
春日 涼
春日涼と書いてある写真の顔はBARで働いているはずのリョウ君にソックリ。
てか同一人物
このページ頂戴と頼み切り取ってもらいすぐに家に帰った。
家に着いてからすぐさっきの切り抜きをマジマジと見た
何回.何十回見ても見れば見るほどリョウ君の顔にしか見えなくてどうしていいのかわからず紗理奈に電話をしてこの話をした
そしたらあっけらかんと「とりあえず考えたってわかんないし本人見なきゃわかんないんだから確かめに行けばよくない?初回なら安いし紗理奈一緒に言ったげるよ」
と言われてた
リョウ君には聞きにくいし私は紗理奈の言葉に甘え一緒に行ってもらうことにした。
切り抜きにはご丁寧にお店の住所.連絡先が書いある
新宿 歌舞伎町〇-●-◎◎◎ビル3F
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