「リナさんお願いします！！」
指名のお客さんの席から抜かれる。
今日は5卓自分のお客さんが来てるけど抜かれるの早いなぁ-と思いながら

「ちょっと行ってくるね」と抜かれると
「リナさん、新規のお客様ですがNo1付けてとご指名頂いたので行きます」
と言われた。
「初めまして．リナです」

「やっぱ君がNo1だと思ったんだぁ。俺の予想通り！俺リョウ．よろしくね」
とニコッとした。

この日が私とリョウ君の出逢いで始まり…

リョウ君の第一印象は笑顔が子供みたいで可愛いい人だなぁ-だった。


私がリョウ君の席に居れた時間は15分
その間に得た情報は私が中退した高校の卒業生で歳は7歳年上．BARの店長をしてるってこと

リョウ君も接客業をしてるだけあって会話がしやすく面白い。うまい話のもっていき方で流れでご飯を食べに行く約束までしてた

「リナさん、お願いします！」と呼ばれ
「じゃぁ日曜日ね」と言われ席を抜けた

今までの私ならうまく交わして流してたのにお客さんとこんなにすぐ店外の約束したことなかったのに私らしくないなぁ-と思いながらもまぁいっかとすぐ他の指名テーブルに行った



今考えれば一目惚れまではいかなくても何か感じて惹かれてたんだよね

恋愛なんてことにずっとご無沙汰だったから自分の気持ちとか男の人にトキメクとかに鈍感になってたんだなと思う…