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90章:金縛り
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90章:金縛り
タカヒロと別れて数週間、心に空いた穴は空白のまま満たされる事も無く…
ユーリがそばにいてくれる幸せを噛み締めていた。
少しでも長生きしてほしい。この小さな吐息を止めないで…そう願いながら冷たい空気の寂しい部屋で眠りについた…
眩しい太陽の光が差し込む早朝に目覚め時刻を確認する。
再び眠りに入ろうとしたその時だった。
ぴたっと体が動かない。金縛りだ。
呼吸もしずらく心臓が押しつぶされているかのように重い…
まただ。この頃私は頻繁に起こる金縛りに悩まされていた。
左腕にはユーリが私の腕枕でスヤスヤ眠っている。
体は硬直し動かない…
その時だった…
私の寝ているベットの掛け布団がめくられていくのだ。
冬の寒さとは違う空気の冷たさを感じる…
するとユーリが自分に掛けられていた布団をめくられ不思議に思ったのかゆっくりと目を開ける。
すると私の右側にいる何かに気付き目を丸くさせ怯えはじめたのだ…
かろうじてユーリの表情がわかる程度の私は自分の右側に何がいるのかが見れない。硬直したまま動けずただ怯える事しか出来ないのだ。
すると何時も寝てばかりの怠け者ユーリが一目散に布団から出て走り去ってしまったのだ…
ユーリを怯えさせている何かが私の右側にいる…
すると忽ち掛け布団がめくられ上半身側だけ宙に浮かんだのだ。私は精一杯の力を振り絞り一気に起き上がると…フワ〜っと金縛りは解けそしてゾワゾワした鳥肌のたつ空気は消えていった…
私『なんだったんだろ…』
キッチンに逃げ込んだユーリを迎えに行き抱きかかえると仕切りに寝室を気にしながら耳を垂直に立てていた…
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赤いカーテン ©著者:姫
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