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85章:光
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85章:光
タカヒロ【今仕事終わったらそっち向かうな。】
金曜日の夕方、部屋で黙々と仕事をしていると彼からの連絡が入った。
最近は何も言わず急に帰って来る事が多かったのに珍しく電話をしてくる彼。
私【はいよ。気お付けてね!】
タカヒロ【久しぶりに少し遠出するか。支度して待ってろよ!】
私【どこ行くの?】
タカヒロ【秘密。じゃーな。】
一方的に電話を切られてしまった。
すぐに書類を纏めバックからメイク道具を取り出し化粧をするとお泊まり用品を取り出した。
最近サプライズ旅行にはまっている彼。事前に宿泊用具を小さなバックに詰め込みいざという時の為に用意していたのだ。
春になりかけた季節。外はまだ肌寒く夜にはコートが必要なくらい冷え込んでいた。
服を着替え荷物を玄関に置くと何時もとは違うエンジンの音が聞こえ庭先でとまった。
私が恐る恐る外を覗くとそこには黒いワゴン車があった。
中から私服に着替えたタカヒロが出てくる。
ガチャ
鍵が開く音とともに家の中に入ると私の荷物を手慣れた手付きで何時ものように車に運んでいる。
戸締まりをしブーツを履くとタカヒロが車から戻ってくる。
タカヒロ『準備は大丈夫か?戸締まりは?』
私『OK〜!それよりあのワゴン車誰の?どうしたの?』
タカヒロ『買っちった!』
はぁ!!!!???
私『まぢで言ってんの!!シンさんから貰ったセダンは!?』
タカヒロ『あるよ。俺の家に置いてきた。ほら行くぞ!』
私を助手席に乗せるとご機嫌そうに車に乗り込むタカヒロ。
まだ新しい匂いのする車内はピカピカでかなり広い。
ヒステリックに音楽が反響していた。
私『本当に買ったわけ?』
タカヒロ『ボーナス出たしな。今日に間に合って良かった。』
私『普通さぁ、車買おうと思うんだけどさ〜とか相談とかなんか私にない??』
タカヒロ『驚かせたかったんだよ。遠出する時ワゴン車のほうが楽だろ??』
私『驚いたよその突発的行動力にね。』
タカヒロ『実は随分前から考えてたんだ!』
私『ははは…』
タカヒロ『カッコいいだろ?喜べよ〜!』
そして新しい新車での初めての小旅行が幕開けとなった。
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赤いカーテン ©著者:姫
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