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80章:予言
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80章:予言
私たちは新年の初釣りを始めた。
外は凍えるほど寒く海から流れる風は冷たい。
タカヒロ『大丈夫か?寒いだろ。』
私『うん…スッゴい寒い。ねぇお手洗い行きたい。』
タカヒロ『いいよ。ちょっと待っててな。』
彼はシンさんから車の鍵を預かるとコンビニに連れて行ってくれた。
私『皆になんか買って行こうか…寒いし。』
タカヒロ『そうだな。』
私たちはおでんや肉まん、ホットコーヒーを買うとコンビニを出て車に向かった。助手席のドアを開けようとした瞬間…
キィーーーー!!!
バンッッ!!
物凄い音に私は驚き耳を塞ぎしゃがみこんだ。
車の事故だと直ぐにわかった。
タカヒロ『どうしたっ!!!美月!?』
タカヒロが駆け寄り私は辺りを見回すが事故にあった車などどこにも見当たらない。
私『ねぇ事故だよね!今の!!』
タカヒロ『あ?何言ってんだよ。誰も事故なんて起こしてねぇよ?ほら立って。』
私の心臓の鼓動はバクバクと音をたてている。あの大きな音が周りに聞こえないはずがなかった。
しかし先程と何も変わらない。
若者が駐車場で笑い合い信号待ちをする車…大きな交差点…
私『嘘でしょ…だってさっき…』
タカヒロ『大丈夫か?とりあえず車乗って。』
私は先程の事故の音を必死に説明したが彼は一切聞こえなかったと答えた。
胸騒ぎがし、きをつけるようにタカヒロに伝えた。
みんなの所に戻り、買ってきたコーヒーを飲みながら軽く食事をする。
私たちがコンビニに行ってる間にシンさんはシーバスを釣り上げたらしく獲物を見せてもらうと皆でワイワイとはしゃいでいた。
次第に先程の事は忘れようと思う事にし再び釣りを楽しんでいるとやがて空は徐々に明るくなり始める。
水平線の先からキラキラと輝く眩しい光が見えた時…
昔みた日の出を思い出した。
潮風の匂いをかぎ目を瞑る。
あの日にみた風景が頭を過ぎる…
そっと目を開けるとはしゃいでいるタカヒロの仲間たち…
来年の今ごろ私はどうしてるのだろうか…
そしてすっかり明るくなりはじめた私たちはシンさんが釣り上げたシーバスをお土産に一旦引き上げる事となった。
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赤いカーテン ©著者:姫
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