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67章:二番目の問
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67章:二番目の問
ファンになって下さった、にゃんこさん!
レビューを下さった、ひとみさん!
ありがとうございます。
ひとみさんは二回目のレビューとなりますね。お読み頂いて本当に光栄です!
皆様の応援が励みになりました。
にゃんこさんのお言葉、有り難く受け取っています。
今後とも宜しくお願いします。
あれから私たちは週末デートを重ねていた。
家でゆっくりと映画鑑賞を楽しみ、時には朝から晩まで一緒の空間でパソコン作業を進めクタクタになり寝てしまう日もあった。
タカヒロと一緒に時間を過ごす中で少しづつ彼を知っていく。
彼は怒るととても口が悪い。
昔の名残が出るのだろう…
そして時には兄のように優しく厳しく私に接する。
意外と寂しがり屋で常に行動を共にしていたいようだ…
金曜日の午後…休憩の時間に彼から連絡があった。
私【もしもし?】
タカヒロ【何してた?】
私【今仕事終わった所。どうしたの?】
電話の向こうでは車の走る音が世話しなく響いていた。
恐らく、会社の人と外食に行って店の外で電話をしたのだろう。
そこには亮やユウキも居るのだろうか…
タカヒロ『実は…今日からじいさんが旅行で外泊するらしいんだ。家が心配だから留守番頼まれたんだけどさ…一緒に行かないか?』
私『元気みたいだね。でもヤバいでしょ女連れ込んだら…』
タカヒロ『許可はとってあるから、大丈夫だよ。一人だと気味悪いしさ…』
私『ははは♪実家なのに?笑』
タカヒロ『今日終わったら迎え行くから。』
私『埼玉だもん、いいよ。私そっち行くよ。でも…』
タカヒロ『いや、迎えに行く。お連れ様もご一緒に。』
私『本当に大丈夫?』
タカヒロ『大丈夫だよ、もう戻らないと。終わったら連絡する。』
私『了解。』
私は外泊の準備をし、お連れ様、つまりユーリの荷物をバックに詰め込んだ。
夜になりタカヒロから連絡が入ると一時間程で庭先にマフラーの音が響いた。
タカヒロ『ただいま〜。』
私『お帰りっ!』
タカヒロ『支度終わった?』
私『ちょっと待って!』
タカヒロ『ここにある荷物車に運ぶよ!』
私『うん!お願いします!』
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赤いカーテン ©著者:姫
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