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47章:再会
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47章:再会
ミヤとナミが蒸発してから暫く経過し、1ヶ月に一度のペースでユキちゃんからメールが来ていた。
そんかある日…
朝からせわしなく家事をこなしているころ彼女から珍しく電話がかかってきたのだ。
私【もしもし?】
ユキ【あっ姉さん?】
私【あんた心配したんだからね!!】
ユキ【ごめんなさい。姉さん今日逢える?今近く来てるんだ!!】
私【わかった支度して向かうよ。】
私は急いで支度を済ませ、彼女がいる駅まで車を走らせた。 そこには紛れもない。彼女が辺りをキョロキョロしながら立っていた…
私に気付くとニコッと笑い助手席に乗り込んだ。
ユキ『姉さん久しぶり!!』
私『あんた雰囲気変わったね。』
ユキ『うん!イメチェン♪♪』
私『心配したんだからね!良かったよ元気そうで…』
ユキ『ごめんなさい…』
私たちはそのまま近くのファミレスでランチを食べる事になった。
久しぶりに会った彼女はブランドのバックを片手に随分派手な服を着ている。
私『それで?今もキャバクラで働いてるの?』
ユキ『うん。これでも結構人気者なんだよ〜?』
私『にしても何でキャバクラ?』
ユキ『住む家も提供してくれるしお金欲しかったんだ〜』
私『そっか…。ミヤはあれから連絡無し?』
ユキ『うん…』
私『そっか…。』
ユキ『姉さんお願いがあるんだ。』
彼女はニコッと笑い私に頼み事をしてきた…
今住んでる寮はとても古く気味が悪く寝付けないらしくお金もたまってきたので新しい住まいを一緒に探してくれないかという相談だった…
私『それは構わないけど…何故私?笑』
ユキ『ミヤから聞いたんだ〜。前のアパートの話。』
私『あいつ…あのお喋り馬鹿が…』
ユキ『お化け怖いもん。姉さん一緒に部屋探して?』
私『しょうがないな…』
ユキ『実はね!安い物件何個かキープしてあるの!!』
そう言って不動産屋から貰ってきた間取りのコピー用紙を何枚か私に手渡してきた。
それはどれも駅から徒歩5分!2LDKにしては随分と家賃が安い…
私『なにこれ安すぎじゃない?』
ユキ『でしょ?今度部屋見に行くの一緒にお願いっ!!』
私『わかったよ。』
ユキ『ありがとう姉さん!!』
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赤いカーテン ©著者:姫
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