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34章:蠢く黒 (1/7)

34章:蠢く黒

昔の同級生からの久しぶりの連絡に私は嬉しい報告を受けた。

中学の時から仲がよかったツグミは学校を卒業してからもずっと地元に残り働いていた。

時々誕生日やアドレス交換の時にメールをやり取りするだけになっていたが、私たちはとても仲良しだった。

真面目で誠実、何事にも前向きな彼女。 都内に引っ越してから一度も会っていなかった。

何ヶ月連絡をとっていなくても何年会っていなくても何時もと変わらず楽しく会話が出来る。

それは地元の同級生ならでわの特権だ。
ずっと恋人がいなかった彼女が、なんと社内恋愛で結ばれ結婚するとゆう報告だった。

私も、もうそろそろそういう年齢なのだと実感する。

実家を出て旦那さんとアパート暮らしを始めたらしい。

ツグミ『ねぇ、たまには帰ってきなよ!家泊まりこない?』

私『そうだね。もうずっと会ってないもんね。聞いてみるよ!』

彼女の旦那が仕事で外泊するとゆうので私はその日に合わせて久しぶりに地元に帰ることになった。

亮『楽しんでこいよ。明日迎えにいく。』

私『わかった。ユーリお願いね!』

亮『浮気すんなよ!』

私『馬鹿じゃないの!』

優しく微笑んではいたがやはり心配なのだろう。
わざわざ駅まで送ってくれた彼と別れ私は久しぶりに電車に乗った。

地元から近い駅に到着するとツグミの車がロータリーの路肩に止まっていた。

コンコン と窓を叩くと満面の笑みで鍵を解除している。

私『久しぶり〜!!』

ツグミ『きゃ〜美月〜!久しぶり!めっちゃ久しぶり〜!!』

私たち二人は近くのファミレスで夕飯を食べることになった。

ガールトークのスタート!

ツグミ『実はさぁ…美月にまだ報告してかないことがあるんだ。』

美月『まさかっ先月入籍して今月離婚とか!?』

ツグミ『ぶっ!それ爆笑だわ!最高〜!!』

私『なによ。何かくしてんのさ〜!』

ツグミ『実は…赤ちゃんいるんだ…』

私『はっ!?馬鹿っ!何で早く言わないのよ!』

私は食後の一服中、普通にタバコをふかしていた。
急いで灰皿にタバコを押し付け煙を自分に引き寄せると彼女は爆笑していた。

ツグミ『大丈夫だよ。旦那も吸ってるから!』

私『馬鹿たれぃ!あかんわ!』
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赤いカーテン ©著者:姫

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