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23章:誕生日パーティー
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23章:誕生日パーティー
時刻は昼過ぎ、いつもの家事を一段落し、毎度変わらないドロドロの三角関係の昼ドラを見ながら軽い昼食を食べテレビを消した。
明るい空から太陽が照りつけリビングのカーテンが風でユラユラと揺れていた。
ユーリは気持ちよさそうにソファーで寝ている。
食器を片付けていると私の携帯が鳴った。
東京の友達からだった。
私『もしも〜し!』
サキ『美月久しぶり〜!元気?』
私『お〜久しぶり!元気元気!』
サキ『実はさ〜姉の子のバースデーパーティーやるんだけど久しぶりに来ない??』
サキは私と同い年、サキのお姉ちゃんとは何度か一緒に飲んだりしていて私はお姉ちゃんの一番下のたっくんにえらく好かれていた。
サキ『たっくんがミズねーも誘うってうるさくてさ〜。』
私『最近会ってなかったもんね!聞いてみるよ。』
私は亮に連絡をし許可をもらうと車を走らせ近くのおもちゃ屋に向かった。
ワンピースのおもちゃを包装してもらい、久しぶりにサキの姉の家に向かった。
サキの姉はシングルマザーで一番下のたっくんは保育園の年長さん。長男は小学校4年生。二人とも男の子だ。
私『こんばんは〜!』
姉『美月〜久しぶり〜!入って入って!』
サキ『きゃ〜久しぶり!!また綺麗になったんじゃないの?』
私『お世辞はいいから!たっくんは?』
姉『今バァバとお出かけ中!サプライズパーティーだから早く手伝って!』
私『了解〜♪』
姉ちゃんはパーティーのご馳走をせっせと作り、私とサキとお兄ちゃんは部屋の飾り付けをしていた。
時間になると続々とお友達や姉の友人やらが集まり10人ほどだっただろうか…
その中に、お兄ちゃんの同級生だとゆう小学校4年生のアキとゆう男の子が来た。
私の顔を見るとびっくりした顔をし
『この人だれ?』
と聞いてきた。
姉『サキの友達だよ〜!』
キッチンから姉が笑いながら答えた。
私『こんばんは♪』
その子は人見知りなのかペコっとお辞儀をすると子供部屋に逃げて行った。
予定していた時刻になり、テーブルには沢山の料理が並び準備OK!ケーキにロウソクをつけて、バァバとたっくんの帰りを待った。
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赤いカーテン ©著者:姫
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