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19章:洋館 (1/2)

19章:洋館

これは彼がまだ学生のころに体験したお話です。

亮は父親の仕事の都合で中学高校は海外の学校を卒業していました。

そこで高校生の時に体験したというお話をします。
彼らの通う学校から少し離れた場所には幽霊屋敷と呼ばれる洋館がありました。
そこは今まで何人もの家族が入居してきましたが行方不明者や自殺や事故に合う人々が絶えず、住んだら呪われると噂されついに入居者はいなくなり放置されたまま山奥にぽつりと残されていたそうです。

大きなその洋館はとても広く、立派な家だったそうです。庭には広いプールがあり車庫には車は4、5代は停められる広さでお金持ちが住むような豪邸。

その屋敷に、亮を含め高校の仲間たち男女5〜6人が肝試しに行こうとなり深夜…みんなでお酒を飲んだ勢いで向かった。

車で屋敷の前まで行くと、車庫の脇にある階段を上がり広い庭は荒れ果て木々が生い茂り芝生は伸び放題。プールの水は溜まったままで泥水なのか真っ黒になっていて枯れ葉が沢山浮いていました。

そして大きな屋敷にはツルが巻きつき異様な雰囲気を放っていたそうです…

正面の玄関の大きな扉のノックはライオンがくわえた輪っかになっており、それをならすとドン… ドン… と鈍い音が響き、鍵は勿論閉まっていました。


その辺の若者には有名な心霊スポットで進入方法はネットにも記載されているほどでした。

裏に回り込むとバスルームの小窓は鍵が開いている。そこから進入すると書かれていたのです。

彼らはネットに書かれていた通り裏に回り込みバスルームらしき小窓を開けました。

ガラガラガラ…

懐中電灯を照らすと確かにそこはバスルームでした。

誰かが上がり込む為に用意した土台を使い上がり込むと
お洒落な猫足の浴槽にシャワーカーテンはかけられたまま。
鏡のガラスは悪戯なのか割られてました。そしてバスルームを出ると長い廊下に広いロビーがあり天上にはシャンデリアがぶら下がっていました。

一つ一つ部屋を散策し、リビングには大きな埃まみれのソファー壁に掛けられた絵もそのまま…

キッチン用具もシャンパングラスも…埃まみれになりただ時だけが停止したままの状態…

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赤いカーテン ©著者:姫

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