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13章:帰省
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13章:帰省
これは私が久々に実家に帰ってきた時の話です…
あの時の恐怖は、文章で表すのは難しいかもしれません…
私は亮との同棲生活をしながら時々実家に2、3日ほど帰宅していました。
家族に会い、溺愛している猫に会う為です。私が帰宅しているその日、ちょうど買い物途中に地元の友人と再会しました。私たちは懐かしさから話が盛り上がり、1日でいいから家に来ないかと誘われたのです。
翌日…私は実家からさほど遠くない所にある友人のお宅に遊びに行きました。その友人は実家暮らしでしたが、家が3件あり祖母の家と友人の家が廊下で繋がっていて親兄弟は隣にある新居で暮らしていました。
友人はその一軒家に一人の為、友達や恋人を連れ込み飲み会を開くことは多々あったそうです。
私がそのお宅にお邪魔するのは初めてでした。久々に友達が集まってくれるとゆう情報を聞き入れ、迎えにきてくれた友人とそのお宅に向かいました。
そのお宅はとても古く、田舎街の農家の家と言った所でしょうか…ガラガラと横扉の玄関をあけると何人かの靴が散乱していて二階からは笑い声が聞こえてました。
お家に上がると薄暗い廊下に続く途中に和室があり、階段の下にはお手洗い。暗い階段を上がるとギシギシと音が鳴り響き二階に上がると奥にも和室が一部屋、そしてすぐにあるドアが友人の部屋でした。
扉をあけると眩しいほどの明るい部屋に沢山の地元の友人が集まってくれていました。
友人『久しぶり美月〜!元気だったかぁ!?』
私『久しぶり〜!みんな変わってないね〜!笑』
たっちゃんとゆう友人の部屋には同級生の女の子や男友達、先輩や後輩も来ていて私が久しぶりに帰省していると聞きつけ集まってくれていました。
私『凄いね。この家全部自分の?』
たっちゃん『まぁな。好きにくつろいでいいから!』
テーブルには沢山の吸い殻が入った灰皿や大量の酒やお菓子。まるで同窓会のような雰囲気にみなで盛り上がり、学生のころの懐かしい話や仕事の愚痴話、離れていた間の話でみんなで盛り上がっていました…
私『ごめん。ちょっと電話!』
私は着信に気づき部屋を出てかけ直しました。
亮に事の経緯を話すと少し心配している様子だったが、地元の仲間だからと説明し電話を切りました…
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赤いカーテン ©著者:姫
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