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9章:女 (1/2)

9章:女

2時間くらい経過しただろうか…

映画を見終わり隣を覗き込むと彼は完全に熟睡していた。

私はもう一度お風呂につかろうとバスルームに向かう。一人で入るなれない場所でのお風呂場…それは不思議なことに全く恐怖心は無かった。

この部屋の違和感のある場所はあのベットルームだけなのだ。

お風呂を出て彼を起こしベットへ運ぼうとした時、私は化粧台に忘れ物をしたのを思い出しバスルームに向かうドアをあけたその時だった…

そのドアをあけると目の前にはすぐ洗面台の大きな鏡が目の前にある。

ドアをあけると鏡に映る自分と私の背後の光景が大きな鏡に映し出される…

その時私が目にしたのはバスルームに向かうドアをあけた瞬間私の姿が鏡にうつしだされ私の背後を通り過ぎる一人の女だった。

スーっと通り過ぎるその女は歩くとゆうより横切って行くと言うほうが正しいだろう。
そのホテルのバスローブを羽織り、髪は長めでウェーブがかってる黒髪…そしてなぜかビチョビチョに濡れている。まるで水を全身にかぶったかのように雫がポタポタと落ちていた…

その女は例のあの壁に向かい消えていったのだ。

私は鏡から目が離せなくなり硬直した。 息をするのも忘れるほどの恐怖だった…
そっとドアを閉め、ゆっくりと振り返り部屋を見回すがそこには何の気配も無く一瞬の出来事とはこのことだった。

私はそのままベットに入ることなど出来ず、彼の眠るソファーに寄りかかり彼のそばから離れなかった。

亮『美月?お前こんな所で寝たら風邪ひくだろ…』

私はいつの間にか彼のもとで寝てしまっていたらしい。

彼の声で目がさめたのだ。

亮『悪い。俺ソファーで寝てたんだな。ベットで寝ないと風邪ひくだろ…布団もかぶらねーで…』

私『一人でなんて寝れない。』

亮『悪かったな。おいで。』

彼は私を抱えベットに入り込んだ。
30分ほど横になったがやはり寝ることは出来ず、朝になり私たちはそのホテルを出た。

帰り道彼に聞いた話しによると私が一人で入浴ていた間、不思議な夢を見たと言った。それは知らないお婆さんが起きなさい、起きなさいと自分に話し掛けてきた。そして何故か鈴の音とともに目覚めたとか…


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赤いカーテン ©著者:姫

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