夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
-book.hostlove.com-
ホスラブ小説
ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!
4章:夏、彼女と花火。
(1/11)
メニューを閉じる
ホスラブ小説ホーム
あなたのしおり一覧
小説総合ランキング
ピックアップ作品一覧
昨日の閲覧上昇作品
作品評価ランキング
カテゴリ別ランキング
作者別ランキング
新着作品から探す(カテゴリ別)
みんなのレビュー
みんなの作者ニュース
みんなのファン登録
小説を作成
作者ログイン
小説ご利用ガイド
サイトニュース
4章:夏、彼女と花火。
暑い。
窓は朝方から開けっ放し。宿題は一週間で済ませた。暇で、暇でしょうがない。
携帯のスケジュール帳を見た。零は高校祭に向けてのバンド教科合宿だし、瑛は北海道の親戚を尋ねている。律は…まだわからない。
暇と暑さで死ぬより、どうせなら好きな人と一緒にいたかった。
アドレス帳を開き、ま行を見ていく。丁度、律から電話がきた。
「はい?」
「陸?なにしてんの?」
僕は暇で腐りかけていることを伝える。電話の向こうでクスクスと笑い声がしてなんだかくすぐったい。
「よかったら、遊園地行かない?お姉ちゃんが懸賞で当てて4枚あるから、もしよかったら海兄さんと陸と私たちで……どうかな?」
「あー、僕は大丈夫だよ。ちょっと待ってて兄貴にも聞いてみる」
隣から兄貴の声がする。
「もしかしてさ、梨華さんと同時に電話してる?」
ビンゴだった。兄貴は快諾したようだ。日時を聞いた。
「えぇと、今からだって」
え、と思った。その瞬間
「陸!出掛けるぞ、準備しろ!」と、兄貴。
後で会うことを約束し、電話を切った。
まずは寝癖をどうにかするか……
<前へ
58 /68
次へ>
しおりを挟む
この小説の「目次」を見る
この小説の「レビュー」を見る
この小説の「トップ」へ
※この小説を友だちに教える⇒
メール
君が好き ©著者:涼。
しおり一覧
小説を探す
小説を作成
作者ログイン
夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで
全ての機能が利用できます!
http://book.hostlove.com
[ホスラブ小説]
広告募集係り
Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.