ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!

20章:邪魔者 (1/6)

20章:邪魔者

自分の都合でミサキに電話する事に…少し罪悪感を感じていた…

ミサキは忙しいのか電話に出なかった…

私は…歩く気力もない位にフラフラの状態で家まで帰り着いた…

自分の部屋に入り着替えていると…義母が久しぶりに家に帰って来た…

『みかん…あんた今の今まで何処に行ってたの?っていうか…学校は?無断でサボって…先生から電話あったのよ…あんたその顔腫れてるけど…どうしたの?』

凄い剣幕で怒鳴られた…

『何だっていいでしょ…っていうか…ほっといてよ…まともに家に居ないくせに母親面しないでよ…』

義母は…思いっきり私を殴った…

『人が心配して言ってるのに…まぁ…何してても別にいいけど…迷惑掛けないでくれる?あんたといい…あんたの父親といい…まぁ…別にいいわ…っていうか…今月から新しいお父さんになる人と一緒に住む事にしたから…あんたは迷惑掛けないようにしてよね…』

『はぁ…ここはお父さんの家よ…何で勝手なことするの?』

『お父さんが亡くなる前に名義を私にしてくれたのよ…だから…この家は私の家なの…気にくわないなら出ていってもいいんだよ…』
私は愕然とした…お父さんの家が取られ…私の居場所が無くなってしまうと…

『みかん…新しいお父さんが来てるんだから…挨拶しなさい…』

『嫌だ…勝手なこと言わないでよ…』

私は部屋から出なかった…いや…出たくなかった…
ついさっき迄…中年の親父達に弄ばれた事を思い出し…同じ男では無いにしても逢いたくなかった…

26 /36

※この小説を友だちに教える⇒メール

いいね LINEで送る

雌の本性 ©著者:みかん

夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで全ての機能が利用できます!

Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.