サキの部屋に入ると…昨日とは違って誰も居なかった…居なかった事で少しは安心したが…サキを信用してはいなかった…

『安心して…今日は誰も居ないから…』

『お願いだから…昨日撮ったの全部消してよ…』

『うーん…それはみかんちゃん次第ね…』

『ミキオと別れたらいいの？っていうか…もうミキオとは終わりだから…』

『ミキオ？別にいいよ…っていうか…エッチの相性合わないみたいだし…』

『だったら何でこんなことするの？私…レイプされたんだよ…』

『みかんちゃんって…ぶっちゃけＭでしょう？』

『わからないよ…っていうか…そんな事言うために呼んだの？』

『みかんちゃんにお願いがあるの…私ねパパがいるんだけど…一緒に逢って欲しいの…』

『はぁ？どうして私があなたのパパに逢わないといけないわけ？…』

『パパも私もＳなの…パパにみかんちゃんのこと話したら逢いたいって言うから…』

『あんた達のペットじゃありませんけど…』

サキの表情は…昨日とは違って温和で可愛い女の子を演じている感じだった…でも裏側は冷酷な悪魔の顔を併せ持っていることを…私は感じていた…