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7章:ラブゲーム (1/1)

7章:ラブゲーム

日曜日…ミキオと待ち合わせの場所に向かった
今日は外で逢うし何もないと思いつつも…頭の中はセックスの事でいっぱいだった

途中、百貨店の下着売り場でセクシーな下着を買った私は百貨店のトイレで買った下着を身につけた

どんな顔して逢えばいいの…昨日の事を思い出す度に恥ずかしさでいっぱいだった

『ゴメン…待った?俺、観たい映画があるんだ…一緒に行こう?』

『うん…』

私の思いとは裏腹に…昨日は何事もなかったかのように…いつも通り優しい笑顔で接してくれた

自然と手を繋ぎ…楽しくお喋りしながら映画館への道をゆっくり歩いた

映画館に入り席に座ると…余り人気の映画じゃないのか日曜にしては人は疎らだった

映画が始まって30分…ミキオの手がスカートを捲り私の太ももに触れ…指がパンティーに触れ…そしてパンティーの上から触り始めた
『ミキオ…ダメだよ…人いるし…』

『…』

ミキオは映画を見ながら…右手で触り続けた

ミキオの指がパンティーの中に入ってきた…シーンとした瞬間にクチュっと音がする

私は恥ずかしさより気持ちよさが勝っていた
自然と足を広げてミキオの指を受け入れ易くしていた
『あ…もうダメ…声出ちゃう』

『みかん…もっと気持ちよくなって』

映画の内容なんかわからない…ミキオの指の動きに全神経が集中していた

気づけば映画は終わっていた…ミキオは何食わぬ顔で席を立ったが…私は暫く動けなかった

ミキオは私の手を強引に握り映画館を後にした

『ミキオ…ひどいよ…すっごく恥ずかしかった…こんなのイヤだよ』

『ちょっとしたイタズラだよ…大丈夫だよ…誰も気づいてないよ』

『みかん…ちょっと寄っていかない?』

通りはいつの間にかホテル街だった
昨日の事…今日の事…私はうつ向きながら軽くうなずいた

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雌の本性 ©著者:みかん

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