10章:逆切れの末 (2/5)

智さんはめちゃくちゃびっくりして
起きた。
何が起こったんだかわからないみたいで寝ぼけたのとびっくりで凄い不機嫌にあたしを見た。
あたしは寝ている智さんを起こしたことはない。
まして、智さんに食って掛かることもない。
なのにあたしはこの時何かに取りつかれたように智さんを問い詰めていた。
『また携帯見たの？(´〓｀|||)彼女はお前だけだから。』
そう言って智さんはまた寝ようとした。
『全然説明になってない。どういう事だか説明してって言ってんだし。』

次の瞬間智さんに怒鳴られた。
『お前もう無理信用出来ないし、別れよう。帰れよ。』
あたしは何故か謝ってしまった。
そして泣きながら帰った。