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2章:恋なの?
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2章:恋なの?
あれからなにもなく毎日ゆっくりしてた。何となくお正月をめでたく過ごしてからたって不意に達也の優しい笑顔を思い出した。
一週間何も考えず彼のことなど頭もよぎらなかったのに、何故なんだろう。
何度も何度も頭をよぎる。
苦しい…。
苦しい。
やっぱり苦しいよ!
さゆり「あ、電話してみよう。」
ドキドキした。胸が痛い。
電話をかけた。
達也「あ、もしもし」
さゆり「あああの、この間は、ありがとうございました。楽しかった。良かったらまた誰か誘うからさ遊ぼうよ。」
<さゆり心の声>うわー何言ってんの私。だけど素直になれないよ。
はぁ最悪。
達也「うん、誰か誘ってよ。遊ぼうよ。」さゆり「うん、あ、あ、またね。」
達也「じゃあね。」
<さゆり心の声>何?何?
何を言っちゃったの私。
………あぁ恋?私、一度しか会ってない達也に恋をしたのか?
あぁ……。
恋したんだ私。え?
これ恋なのか?
日に日に苦しくなる。
頭の中がぐるぐる回る。
何度も何度も達也のあの最後に玄関をでるときの優しい笑顔が頭の中を回る。
あぁ、病気になりそう。
だけどあの優しい笑顔が……忘れられない。
あんな風に自然に話せたのも中学校以来。
やっぱり私、、。
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