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80章:友人が来る (1/10)

80章:友人が来る

あぁ、のどかだなぁ…

バスに揺られて、ぼーっと窓の外を見ながらそんなことを思う。

古乃羽のお母さんの故郷。
ここには中学に入ってからの3年間、毎年夏休みに古乃羽と一緒に来ていた訳だけど、高校に入ってからは来なくなっていた。

「何も無くて、つまらない」

単純にそんな風に考えていたからだ。
ここの良さが分からないなんて、私も子供だったなぁ…
なんて、大人になった気になって思う。

ベンチ1つのバス亭でバスを降り、古乃羽に書いてもらった地図を見ながら「杵島さん」の家に向かう。

まぁ、地図なんて見なくても道は覚えているけどネ。

昔から道を覚えるのは得意だし…そもそもここには、間違えるほど道が無い。

そんな失礼なことを思いながら歩いていると、前から着物を着た1人のお婆さんが歩いてきた。

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赤緑シリーズ ©著者:hare

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