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79章:2人は本を読む②
満月に輝く夜空の下、ホウキに乗った魔女は敵国へと急ぎます。
明日の朝まではまだ時間がありますが、魔女には急がなければならない理由がありました。
なぜなら、魔女は森から出ると徐々に力を失っていくからです。
それが、魔女が森から出ることができないと言った理由であり、森から出てすぐに、早くも魔女に異変が起きてきました。
自分の身体が、若さを保てなくなってきたのです。
魔女は、今の若い身体のまま、森の中で数百年を生きてきました。
しかし森から出たことにより、急速な老化が始まったのです。
黒く美しかった髪は白くガサつき、肌は艶を失っていきます。
頬はこけ、顔にはシワが刻まれていきます。
それでも魔女は、兵士の元へと急ぎました。
時間と共にホウキも遅くなっていきましたが、魔女はやがて、敵国の城に着きます。
しかしそのとき魔女は、美しかった面影は欠片もない、年老いた醜い老婆になっていました。
魔女は残り少ない魔力で姿を消し、城へと侵入します。
そして地下の牢屋へと行き、誰にも悟られぬように鍵を開け、愛する兵士を含む、捕虜たち全員を逃がします。
そのとき、魔女は兵士の前に姿を現すことはしませんでした。
なぜなら、醜くなってしまった自分の姿を兵士に見せたくなかったからです。
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赤緑シリーズ ©著者:hare
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