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77章:雨が降る② (1/9)

77章:雨が降る②

母「あ、それより明後日ね?」
私「あ…うん。良いよね?」
母「もちろんよ。明日の法事が終わったら夜にはみんな帰るし、正一たちも「久しぶりだなぁ」って喜んでいたわよ」

正一とは杵島家の長男で、お母さんの弟さんだ。
私を出迎えてくれた叔母さんの旦那さんで、2人の間にはさっき言った5歳になる一人娘がいる。
つまり普段この家には、お婆ちゃんもあわせて4人が暮らしていることになる。

母「それじゃあ、そういうことだから。よろしくね」
私「うん。…って、ちょっとぉ」

文句の1つでも言ってやろうと思ったのに、何だか上手くはぐらかされてしまい、お母さんは私を置いてソソクサと去っていった。

私「もう…」

まぁ仕方ないかと諦めて、私は玄関に向かう…と、
今のやりとりが終わるのを待っていたかのように、今度は小さな女の子が絵本を抱えてトコトコとやってきた。

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赤緑シリーズ ©著者:hare

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