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74章:後日の人々② (1/8)

74章:後日の人々②

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立派に務めを果たした雨月君と、今回、ほとんど何もしなかった北上が帰った後…

私は、古乃羽からお説教をされていた。

古乃羽「――いい?今度勝手なことしたら、ほんとに許さないからね?」
私「はい…反省しております…」

ラット君を抱きながら正座をし、小さくなる私。
こんなとき、ラット君はちっとも私を守ってくれない。
流石の彼も、古乃羽の雷は怖いとみえる。

古乃羽「ハァ…もう、いくら言っても言い足りないわ」
お茶を飲みながら、母親のような事を言う古乃羽。

私「あの、少しご休憩を…肩でもお揉みしましょうか?」
古乃羽「ム…」
私「あ、冗談です…」
古乃羽「ん、もう…」
ため息混じりに、呆れた声を出す古乃羽。

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赤緑シリーズ ©著者:hare

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