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63章:究明(後)② (1/7)

63章:究明(後)②

高城「とりあえず――」
しばしの沈黙を破って、高城が口を開く。

高城「事情は分かったわ。真奈美ちゃんも、納得するしないは別として、事件の背景は理解できたわね?」
真奈美「はい」
返事を聞いて、真奈美に微笑む高城。
いい表情だな…と思っていると、こちらに向き直り、すぐに厳しい顔になる。

高城「それで、桐谷さんはこの後どうするおつもり?」

話を締めに掛かる高城。
やれやれだ。
結局主導権は取り返せず、俺からの話だけで終わり。こちらからは何も聞けず仕舞いだ。
…まぁ、既に大体のことは掴んでいるが。

俺「動くのを待ちますよ。神尾美加が」
彼女は動く。すぐに、必ず。
その時が勝負だ。

高城「そう…。これ以上被害者が増えないように、気を付けてね」

最後に、本心なのか皮肉なのか分からないことを言われ、話し合いはお開きになった。

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赤緑シリーズ ©著者:hare

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