ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!

62章:究明(後)① (1/6)

62章:究明(後)①

時計を見ると、時刻は21時半を過ぎていた。

ここで会ってから、1時間か。
店内には、俺たち以外ほとんど客は居らず、こちらに聞き耳を立てているような怪しい者も見受けられない。

これからする話は、決して往来会の人間に聞かれてはいけない。
…この2人のためにも。

テーブルから、2人の紅茶のおかわりを持ってきた店員が離れるのを待ち、俺は話を始める。

俺「副会長が持っている壷については、まだ秘密があってね」
高城「秘密?」

俺「覗き込んだだけで霊感が身に付くなんて、そんな甘いものじゃないのさ、アレは」
真奈美「どういうことですか?」

俺「アレは、人を殺す道具だよ」
真奈美「え…」

698 /915

※この小説を友だちに教える⇒メール

いいね LINEで送る

赤緑シリーズ ©著者:hare

夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで全ての機能が利用できます!

Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.