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47章:報告(後)① (1/7)

47章:報告(後)①

藤木「失礼します――っと?」
返事を待たずに部屋に入ってきた藤木が、驚きの声を上げる。
藤木「副会長じゃないですか!ご無沙汰しています!」

背筋をピンと伸ばしてから、副会長に向かって真っ直ぐにお辞儀をする藤木。
夏目川「やぁ。元気にしていたかね?」
藤木「はい、それはもう…お陰さまで」
含みのある言い方をする藤木。

…それもそうだろう。
なにしろ、藤木に例の仕事を与えたのは、この副会長だ。

夏目川「丁度今、高城君から例の件について、報告を受けていたところだよ」
藤木「例の件…?」

私「名刺の件よ」
藤木「名刺…あぁ、なるほどね」
ほんとに頭の回転が鈍い男だ。
こんなのが支部長だなんて…と、そんなことを思ったとき、藤木が思いもかけない質問を口にする。

藤木「報告と言えば…、本部長、昨日、汐崎に会えました?」

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赤緑シリーズ ©著者:hare

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