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46章:報告(前) (1/10)

46章:報告(前)

「おはよう――」

朝。
私はいつものように本部へと出勤する。

「おはようございます」
「おはようございます、本部長――」

笑顔で朝の挨拶を交わすのは、とても大切な事。
こうして、爽やかに自然な笑顔で挨拶をするだけで、印象はとても良くなる。
自分という人間を、良いように見せるための笑顔。
意図して作る、自然な笑顔…。

本部長室に入り、デスクに着く。
そして1日の始めに私がすることは…今日の予定の確認。

――私には、秘書が居ない。

私が「必要なし」としたから。
自分の事は全て自分でしたいし、何よりも…私はここの人間をあまり信用していない。
中には良い人も居るけど、全ての会員を、完全には信用できない。

…バカな話。
信用を裏切ったのは、私の方なのに――

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赤緑シリーズ ©著者:hare

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