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41章:それぞれの武器 (1/18)

41章:それぞれの武器

「ただいまー」

一日の仕事が終わり、家に着く。
広報部長として忙しい時期もあったが、最近は特に残業をする必要もなく、
一般に夕飯時と言われる時間には家に帰ることができている。
これも、往来会の活動が軌道に乗った証かもしれない。

声「はぁーい」
奥から返事が聞こえ、パタパタとスリッパで駆けてくる音がする。
私はこの音に、幸せを感じる。

声「おかえりなさぁーい」
その音の主は、一人娘の真奈美だ。
いつもこうやって、笑顔で私を迎えてくれる。

…今年で17になった真奈美。
早くに妻を亡くしてから男手1つで育ててきたのだが、この子はどこに出しても恥ずかしくない、自慢の娘だ。

――もちろん、そう簡単に出すつもりは無いが。
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赤緑シリーズ ©著者:hare

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