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40章:作戦(後) (1/10)

40章:作戦(後)

神尾「あーぁ…私、あーゆーの向いてないよね…」
往来会から外に出て、ガックリと肩を落とす神尾さん。

俺「カマ掛けたりっての?」
神尾「うん…」
俺「まぁ…悪い事じゃないさ。うん」

神尾さんには悪いが、俺もそう思ってしまった。
話の持って行き方が強引と言うか…そもそも引っ掛かりそうなものでは無かった気もする。

神尾「うー。向いてない、っていうのはフォローしてくれないのね」
俺「ハハ…。バレやしないかって、隣でビクビクしていたよ」
そう言うと、神尾さんは俺のことをポコポコと叩いてくる。
ジャレあっているようで、ちょっと嬉しい。…決して、叩かれて喜んでいる訳ではない。

神尾「人を騙せない、純粋な子ってことにしといて」
俺「あいあい」
頬を膨らませる神尾さんを宥め、車に乗り込む。
神尾「…少し離れようね」
俺「あぁ」

…そう。
作戦の終了は、不審に思われない場所まで離れてからだ。
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赤緑シリーズ ©著者:hare

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